コーダ☆マインド

耳の聞こえない親を持つ聞こえるシオンが考える、コーダのことや手話のこと。

ひとくぎり。

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ようやくnoteや前のブログ(ミネラルモ)からの引っ越しがおおよそ終わりました……。

ひとくぎり。

「新たな記事をようやく書ける~~!頭の中を整理できる~!」と思っております。

一応noteは残しつつ、noteはヤングケアラー記事を中心にしようと考え中。
noteは読みたい過去記事が探しづらいのが難点だと感じたので、カテゴリーやカレンダー(アーカイブ)が使えるこの「はてなブログ」にした訳です。
ワードプレスはゼロからすべて自分で作り出さねばならないことが分かったので、私には向かず、ある程度枠が用意されていた方が私には使いやすいと実感しました。
どちらにしても、記事が大事なのは変わらないんですけども。

最近の私の心境を少し書きます。

手話を学ぼう!と決意し数年学び、手話通訳者になってから現在7年目となりました。
『手話ができなかった私・手話が怖かった私』から、『手話学習者な私』となり、今は『手話通訳者の私』へとアイデンティティーが変化しています。
『コーダ』アイデンティティーとは『手話学習者な私』の時期に出会いました。
今ではすっかり『コーダ』である自分を認識し、楽しんでいる私です。
いろんなコーダたちと話せば話すほど、新しい発見があり、気づきがあり、自分らしくいられる居心地の良い場所を心で実感し、コーダたちには感謝してもしきれないといつも思っています。
コーダのことを考えると不思議とパワーがみなぎってくるのです。

以前『手話学習者な私』だった時に、初めてコーダというアイデンティティーを意識しだし、コーダたちと過ごす時間は楽しくて楽しくて仕方がなかった時期がありました。
まぁ、若さもあったと思います。
その後、コーダ同士でぶつかることも経験し、コーダと離れ、コーダ熱が冷めていた時もありました。
ですが、コロナ禍でオンライン(Zoom)を活用できるようになり、コーダたちといろんな話をすると、やっぱり「コーダっていいな」と思うようになりました。
他県のコーダたちにはすぐに会いに行ける状況ではないのですが、オンラインで画面越しに会えるという状況って、冷静に考えたら画期的ですよね。
ここ10年の間に私自身もまわりの環境も大きく変化しました。
過去の私、そして今の自分の想いを大切にしながら日々を過ごしていきたいと考えています。

私に「ちょっと話そう」と誘われたコーダの方、今後もよろしくお願いします。
そりゃあもう、お互いが『おたっしゃ倶楽部』になったとしても(笑)。
私はコーダ同士で話しているとき、本当の自分でいられると感じています。
こんな感覚が得られるようになる日がくるなんて、思ってもみませんでした。

ろう者にも聴者にも気を使わなくていい心地よい自由な時間。
コーダの自分を解放できる場所。

それを求めて私はコーダたちとこれからも対話したいと思っています。